ピノノアール飲み比べワイン会@LE DAIBA [ワイン会]

4月5日グランパシフィックLE DAIBAにてJ-Presenceの沼田先生主催のピノノアール飲み比べワイン会に川邉がゲストスピーカーとして参加させて頂きました!

日本は、もちろんカナダ、ニュージーランド、ブルゴーニュと、海外生産者のピノノアールを比較する非常に面白いワイン会となりました。


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日本のピノノアールについて沼田先生と川邉のセッショントークの要点

*収穫量が圧倒的に少ない日本のワイン用葡萄、そして台風や雨の多い厳しい気候でどうワインをつくりこむか?これが日本ワインの現実である。高畠ピノノアールは1200本、わずか100ケースしかない。

*日本でワイン用葡萄を作るには、雨対策が非常に重要なキーになりそれをしない限り、完熟した理想の葡萄には近づけない。

*葡萄を摘むタイミングによって出てくるワインのスタイルも変わる。

*ピノノアールのDNA自身が原始的であるがゆえ、色も安定しない、病気にもかかりやすい、何処の国で作っても品質が安定しにくい品種である。

*完熟した葡萄からしか得られないフレーバーはそこからしか得られないが失った酸は、後から補充できる。

主催者の沼田先生の補足

*いい葡萄とは葡萄の風味が変わる曲線と糖度が上がる曲線と酸味の下降線が良い所で重なり合う物だが、その条件を満たす葡萄はなかなか日本には、ない。その中で川邉の今回作ったピノノアールは、カナダのオンタリオなどな物と変わらない位風味があり非常に美味しい。葡萄の完熟味にこだわった川邉のワイン作りが風味、芳しさが加え非常にバランスの良いピノノアールに仕上がっている。

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今回のワインリスト
Japan:
北津軽郡 サントリー 津軽 ピノ・ノワール ブラン・ド・ブラン 2012
高畠町 高畠ワイナリー ピノ・ノワール 2011
余市町 サッポロ グランポレール 北海道余市 ピノ・ノワール 2010
余市町 千歳ワイナリー ピノ・ノワール2012
奥尻島 奥尻ワイナリー ピノ・ノワール2012
三笠市 山崎ワイナリー ピノ・ノワール 2010

Canada:
オンタリオ・ステイト Pelee Island Winery Alvar Pinot Noir 2012
B.C. ステイト Blue Mountain Pinot Noir 2011

New Zealand:
マルボロ The Crossing Pinot Noir 2011
マルボロ Stratum Pinot Noir 2011

Burgundy:
ジュヴレ・シャンベルタン Grand Cru Camus Pere & Fils Mazoyeres Chambertin 2000
ペルナン・ヴェルジュレス Doubreuil Fontaine Pernand Vergeleses Rouge 2011


ご参加いただいた皆様より「高畠ピノノアールは、日本のピノノアールとは思えない、正直期待していなかったけれどそれ以上の出来で驚きました!」「ここまで芳しさを感じるピノノアールで感激しました」などのコメントを頂き評判は、上々だったようです。ご参加頂きました皆様、主催の沼田先生ありがとうございました!


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ちなみにピノノアールのラベルに書かれたZodiaqueの名前に関して川邉が下記のようにコメントしています。

*ラベルのZodiaqueは降りてきました。新たな時空空間、星の巡りのように出来不出来が激しい厄介者って思いですね!本当はもっと赤銅色で泊をいれ、肩にビンテージラベル巻きます。うちのアイテムはクラシック、バリックなど全てqueで韻を踏ませてデザインに統一感持たせています*

こちらは、収穫前に撮影されたピノノアールの画像です。

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