AKOMEYA TOKYO利きの会 国産ワイン編 [セミナー]

2014/12/6 AKOMEYA TOKYO利きの会 国産ワイン編で川邉がセミナーを行いました。

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□国産ワインについて(国産と海外の違い、ブドウ品種など)

テーマは、国産ワイン(日本ワイン含む)海外ワインについて
国内ワイン市場の2/3は、フランス・チリ・イタリアからの輸入ワインです。
一方残りの1/3が国産ワインですが日本で摘まれた葡萄で造られた「純日本ワイン」は国内市場のたった5%です。

日本ワインのブドウ品種に関して説明しました。

ヨーロッパ系品種(白)シャルドネ・ソービニヨンブラン・セミヨン・ミュラートゥルガウ・ケルナーなど
        (赤)メルロー・カベルネソービニヨン・ピノノアール・ツヴァイゲルトレーベなど
アメリカ系品種 (白)ナイアガラ・デラウエア・ポートランド
        (赤)キャンベルアーリー・コンコード・アジロンダックなど
国内改良品種  (白)リースリングフォルテ・リースリングリオン・信濃リースリング・甲斐ブランなど
        (赤)マスカットベリーA、山葡萄、ブラッククイーン、ヤマソービニヨンなど
その他     (*)甲州・竜眼・善光寺(ヨーロッパ系に属する日本の古来の品種)

□単品種のワイン約3種類を利き体験&□ワインのタイプ・スタイルについて

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テイスティングリスト 単品種のブドウから造ったワイン
*2013高畠カベルネソービニヨン(樽サンプル)
 特徴:閉じて固いタンニン、黒い果実、長熟タイプ
*2013高畠メルロー(樽サンプル)
 特徴:若干柔らかいタンニン、黒い果実、長熟タイプ
*2014マスカットベリーA(樽サンプル)
 特徴:骨格のあるタンニン、黒い果実、樽香、含み感
*2013プティヴェルド(樽サンプル)
 特徴:濃いタンニン、黒い果実、酸味、野趣(牛蒡の風味)


ワインを利く(テイスティング)の仕方ー5つのS
1.外観(SEE):清済度、色度、色調、グラスの縁と中心の色、粘度をみます。
2.グラスを回す(SWIRING):ワインを空気と触れさせ香りを開かせます。
3.香りを嗅ぐ(SMELL):グラス中心部より2~3cm離れた部分を嗅ぎます。
4.口に含む(SIP):約10㎖程度を口に含み、下全体に行き渡らせ味をみます。
 その時に舌の裏側に入れてはいけない。
5.飲み込む(SWALLOW):ゆっくり飲み込み、のどごし、後味、余韻をみます。

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□ブレンドワインづくり体験
ブレンドに使用される代表的な葡萄品種は、Aカベルネ・ソービニヨン、Bメルロー、Cマルベック、Dプティ・ヴェルドの為
今回はそのうちのA,B,Dを使用しました。

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それぞれの上記の単品種の利き体験をした後に小さいカップに入った別の品種を徐々に加え味の変化をみまもる。
→単品種では酸味が強すぎる・ライト感が強すぎるなどが多品種を加える事により味に深みが出てバランスの良い味になりました。

AKOMEYAさん提供の美味しいおつまみとそれぞれに作ったオリジナルブレンドワインのマリアージュを楽しみました!

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□おすすめのワインカクテルのレシピ紹介
*ミモザ、スプリッツアー、シナモンホットワインなどの作り方のご紹介を致しました。

会を終えて

2時間のセミナーでしたが講義と体験でしたのであっという間に終えたという感じです。
ブレンド体験でよりワインが身近に感じて頂いたようでとてもいい会になったと思います。

ご参加頂きました皆様、スタッフの皆様、大変ありがとうございました。

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